引越しをして一人で暮らす自由を知る

私は高校3年生のころから一人暮らしをしていました。引越しをした当初は、親もさすがに心配だったようで、毎月1度は泊りがけで様子を見に来てくれていました。

なので、真面目に学校にも行き、受験のため塾にも行ってました。一人暮らしと言っても、祖母や叔母さんが近くに住んでいて、ちょくちょく会いに行ってたので、そこまで寂しい思いをすることもなかったです。でも、親のありがたみは身を持ってわかったつもりです。

今まで当たり前に用意してくれていた晩ごはんが、一人暮らしの家に帰ってもないし、いつも誰かしら家にいたのに、誰かとしゃべりたいときも誰もいない。月に1度は心配して見に来てくれる。親の偉大さを痛感しました。

大学生になって、親元とは違う県の大学に通い始めたので、またまた一人暮らしでした。しかも今度は、知り合いが1人もいない、全く初めて訪れる県です。最初はとても寂しかったし、親元に帰りたいとも思いましたが、少しずつ慣れてくると、バイトも始め、自分一人の時間を自由に使うことを覚えました。

大学生ですし、時間の融通はききます。夜遅くまでバイトをしたり、朝まで友達と遊んだり、課題に追われたり。自由だったし、有意義に過ごせました。

そして今。結婚して子供も生まれ、自分の自由な時間がほとんどなくなりました。たまには「1人になりたい」と思うことはありますが、もう大学生のころのような「自由」は私には一生ないし、必要ないと思います。

今は子供たちがいざいなくなると寂しいし、旦那がいなくなると寂しいです。だから自由はなくなったけど、毎日有意義に過ごしています。1人で暮らす自由を知ることもできて、家族で過ごすことの意味も知ることができた。私はきっと、とても幸せ者です。